夏至

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こんにちは!

写真は昨晩のカレーです。

カレールーは使わない、カレー粉が中心のひき肉カレーです。


日本手ぬぐいは戸田屋さんのもの。

夏至らしく金魚にしてみました。


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さて、前回の続きですが、養老さんはどの著書でも大抵「都会」と「田舎」という用語を出すのですが

この違いは人間社会を中心にした考えか、自然(人間も含む)を中心にした考えかと言う事に私は解釈しています。

前者は分かりやすいと思うのですが、後者は少し分かりにくいでしょうか。

田舎と言うのは自然と密着しており、例えば自然災害で畑が全滅したとしてもそれを攻める相手は居ません。

人は自然に対して能動的に対処する事は出来ますが、抵抗する事は不可能であり、従うしかありません。

田舎とはそのような自然の力に服従せざるを得ないことを良く知っている人と言う事になると思います。





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そして人もまた自然の一部になります。

天気一つ思い通りになりませんが、体も然りです。

アイスを毎日沢山食べたいと思っても、若い頃と同じように それよりも若い頃よりもお金を沢山持っている今、もっとスイーツを沢山食べたい、そう思っても、体は自然ですので人の欲望には応えてくれるはずがないのでした。

食べれるようになる薬もありません。




都会とはある空間をある程度人間の思うように過ごせるように不自然に整えた形です。

日本全国中流家庭を実現した日本は、国土の大半をある程度の都会にすることに成功したのですが、それとともに自然を忘れてしまっているように思います。

そしてどんどん人による外圧を高めているように思います。

それはいまも。

学校の先生は国や父兄や教育委員会などからの外圧により、豊かな時間を子供と過ごす事ができないで困っているのではないでしょうか。

そのような事が、沢山身近に起こっていませんか?

付け足すと、都会は人が中心となりますからその価値観も集まった人の大多数が支持する所と流れやすくなり、個人を深めるのが難しいシステムになっている。

ファッションなどは個性を突き詰めているようでいて、大多数は人間社会のみで通用する「お金」が支配する所となり、いかに儲かるか、いかに沢山の人に支持されるかに注意を払っている場合が多い。

すると、個性はあるようでいて無い、失われた世界に住む事になる。

そして知らず知らず「普通はこうでしょう」と言いながら、自分自身を失い、最後は「何だか生きていてむなしい・・・」となるのである。



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私は鍼灸師ですので、体という自然を相手に仕事をしているのですが、毎日体に服従し、ベットに横たわる方の体が訴える所に鍼を置く・・・と言う作業をし、その体の声を代弁し伝えるという作業をしているのですが、その中で健康を取り戻すとは、自然の声に耳を傾けながらともに過ごすことかな っと感じています。


自然を見失いがちな現代ですが、治療を通じて自然と対話してみませんか?

それは今の日本にとって、個人にとって、より豊かに生きる事にとって、とても大切であり、重要な事ではないかと思っています。



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上の写真は、小学生の頃に座って写真を撮った場所を訪れ、再度写真を撮ってみました。

何だか不思議な感覚。


お硬い話しになってしまったので(きっかけは、とある文章を書いていましたら、25年前に哲学の先生が仰っていた言葉の意味を理解できた瞬間があり、忘れないうちに書き留めておこう!となり、このような記載の仕方になったのでした)最後はちょっと趣味の世界の写真を。


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アンティークの電気傘を買ってきました。

それを電気屋のおばちゃんに指導してもらいながら、取り付けました。

取り付け自体はだれでも出来るくるっと回し付ければ良いのですが、難しいのはその前段階。

しっかり相談しながら安全に作業しました。


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下に敷いてあるのは古日本手ぬぐいを、柿渋で染めたものです。

バリバリと硬いので、敷物にぴったりでした。

波の模様が荒々しく力強いところが現代にはない魅力に感じています。


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隙間時間にはスケッチしたり・・・。

自然を理解しながら、文化を豊かに愉しめたらいいな と思っています。

皆さんの楽しい過ごし方なども、聞かせてきただけましたら嬉しです。

それではまた:)


前田

















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by kannpouhari | 2016-06-21 12:50
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